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雑談です(^^;)

車とPCネタ以外を扱います。さてどこまで続くやら..

2001/10/9 高度33,000ftから見た夜明け

 9/30から10/6までドイツに行って来ました。行き帰りともJALのBoeing747-400 Sky Cruiserでした。この写真は行きの成田空港で撮った写真。最近はエコノミー席にもこんな液晶ディスプレーがあって、映画や前方、下方画面が見れるんですね。おかげで VAIO N505 の HDDを20Gに改造して映画やTV番組など数十時間詰め込んでいったのにほとんど見ずに帰ってきました(=^_^=)
 

#以後、写真の時刻などは出発地(フランクフルト)の時刻なのですがデジカメのファイルのタイムスタンプを見てますので多少ずれてるかも


 帰国は10/5 20:50 フランクフルト発 成田(15:00)行きのJL408。1:47分頃ふと前方カメラを映してみると、もう東の空は明るくなってまして、黒い筋のようなものが見えておりました。 なんじゃこれ??と思ってしばらく見続けることに。(決してミサイルが飛んでこないかと見入っていたわけでは有りません(^^;) だんだん夜が明けてくると、どうやらこの筋のようなものは飛行機雲であることが判明


左から、1:53、 1:57、 1:59 です。

拡大すると..これって飛行機か??


 といろいろ画面を見て考え込んでいると、立川さん(でしたよね??)が気づいてくれたらしく、しばしお話を(=^_^=) 写真は「この時間他の日本行き飛んでませんよね?」と訪ねたのでわざわざ時刻表持ってきて調べてくれてるところです。実は該当する便がなかったので、この後操縦席に問い合わせてくれました。副操縦士さんのお話によると、パリ発のANA機が200kmくらい前方を飛行中で、飛行機雲は見えるけど機影は見えないとのこと。

 さて帰ってきてANAの何便か忘れたので時刻表(http://svc.ana.co.jp/timetable/main.html)の20011001.pdf を見てみると該当便は、NH206でCDG 20:00発 NRT 14:25着と判明。定刻通りなら、30分くらいの違い、900km/h前後で飛んでるので400km前後の距離が離れていても不思議じゃないけど、遅れたりしてるとどうなるかわからんからね。まぁおそらく NH206なのでしょう。
 次に、747-400の全幅はこちら(http://www.boeing.com/commercial/747family/)によると約65mとなっております。これが200km先に有るとどのくらいの大きさに見えるのか...を単純計算してみますと...1円玉(直径2cm)を 60m 先に置いたくらいの大きさとなります。 1m先に何か置くとしたら 0.3mmの物体。うーむこれって前方カメラであんなにでかく見えるかなぁ。離陸時の画角からして、それほど望遠系のレンズでは無いと思われますので、私はせいぜい数十キロ先を飛行中かと思ったんですが...まぁ私の推測よりはレーダーの方が圧倒的に正確でしょうから、光の加減であんな風に見えたのかもですね。


2:07 飛行機雲観察を一段落して、最後尾の右側の窓から前方を撮影。まだ日は出ていない模様。藍色が綺麗なんだけど、こればっかりはうまく再現できません(^^;) 


さて最後に夜明けです。生で見るともっと綺麗なんでしょうね。操縦席に行きたかったぞ!こんな時期じゃなければムリムリお願い出来たのかしら??

2001/9/3 ロケット花火リンク

 9/1に更新してから検索してみたら、おお、すごい本数のロケット花火打ち上げてる方達がいるぢゃないですか。完全に負けてますな(^^;) まぁ1x年の年月が流れていますから本数が1000倍になろうとも、PCの速度の向上に比べれば大したこと無いって(^^;) 負け惜しみやぁ。  しかし、どっちも関西系かいな。北関東は市町村単位でやたら花火大会が有るのでそっちみた方が良いとか、海がない!とかであまりロケット花火は盛んじゃないのかなあ....。

2001/9/1 H2A打ち上げ成功記念!
ロケット花火打ち上げ技術を一挙公開!

念のため! このネタはパソコンの改造などと共通することですが、メーカーが本来設定したまっとうな使い方ではありません。従って、これを見て私もやってみようという方は、当然やけど、失明、ケガ、事故などなどのリスクがあることをお忘れ無く。当然私は一切その責を負いません!!

 先日H2Aの打ち上げが成功しました、ほんと良かったね! そこでロケットネタということで、ロケット打ち上げ技術について書くことにしました。ロケット花火といえば、月旅行などうち上がってパンと音がするだけのタイプからピ〜と音を出して飛ぶタイプ、銀色の尾を残して飛び上がる彗星タイプなどいろいろあります。しかし、1発上げてもつまらん! やっぱりまとめて上げたい! ということで、牛乳瓶に10本くらい入れて新聞紙に火を付けてまとめて着火なんてことをしたこともありました。

 それからXX年、なんども失敗を繰り返し、改良を加え、研究を重ねた結果ついに(といっても、もう10年以上前だけど)この技術を完成させました。笑) まずはこれをご覧下さい。発射台に花火を装填し、最終カウントダウンが始められた状態です。これの作り方のポイントをご紹介いたします。

  
1989/8/17 某所での打上げ実験の模様
発射台に装填されたロケット花火と、点火約3秒後、及び約10秒後の写真
約10 秒後では、花火の光によりオートストロボが発光しなくなってます。

この写真は人気のない海岸でのラウンチシーンです。やっぱギャラリーいた方が気合いはいるよね。

作り方
 写真を見てわかるように、段ボールの切り口にロケット花火を装填することで高密度実装を可能にしました。リングの中央には噴き出し花火を設置し、その火力ですべてのロケット花火に一気に点火するという手法です。とりあえず段ボール、ガムテープ、カッターナイフさえ有ればOK&終わった後に全部燃やしてしまえるところがポイントです。

  1. 厚手で丈夫な段ボールを用い、幅を約10cmに切断して多角形に曲げて写真のようにロケットを装填するリングを作製する。このとき、段ボールが変形し切り口の穴が狭くなると、ロケットの支柱との摩擦が増大してロケットの推進力不足により発射不能となることがある。これが多数のロケットに及び、かつそれが月旅行タイプの最後に破裂を伴うタイプの場合、その衝撃で発射台が破壊される恐れがある。また、すべてのロケットが発射されるまで発射台が燃え残る耐熱性が要求されるが、発射されないでロケットが燃焼すると発射台のダメージが大きくなり危険である。
  2. 上記のリングを、大きめな段ボールにガムテープなどで固定する。固定しない場合や、台のサイズがリングに比べて小さい場合、リングの片側のロケットが偏って燃焼するようなトラブルが生じると推進力に偏りが生じ、発射リングが転倒する恐れがある。この場合、最悪ギャラリーに向かって全てのロケットが発射される危険性を有する。 (一回やっちゃいました。)
  3. 発射台の直径が10cm程度の小型タイプの場合、その中央に噴き出し花火(ドラゴンなど)を固定する。20cmを越えるような大型リングや、15+20cmなどの多重リングを形成する場合、中央には円錐形の台を作製し3〜4個のドラゴンなどを放射状に固定する。
  4. ロケットを発射リングのホールに装填する。この際、摩擦の大きいホールには装填してはいけない。理由は先に述べたとおりである。導火線は必ずリングの内側に向ける。また、長さの違うロケットを混在させる場合、極力高さがそろうようにして連鎖的に着火するように配慮する。ただし、支柱を切断する場合は、あまり短くするとバランスを失いロケットが垂直に上昇しなくなるので注意が必要である。
  5. 導火線が紙タイプの炎を出して燃えるタイプを50%以上混合する方が、打ち上げ効率が高くなる傾向にある。なお、上記の写真の例では95%以上の打ち上げ率であった。
  6. 発射場まで発射台を移動させた後、石などを用いて固定することが望ましい。着火は小さめの手持ち花火に火を付け、リングの中央に投げ込むだけでよい。
  7. なお、他の花火もついでに点火する目的でこのリングに併設することは危険である。例えば爆竹などをリング内に入れて置いた場合、その爆発で着火状態にあるロケットが装填されたリングを破壊する恐れがあるからである。 (これも一回やっちゃいました(^_^ゞポリポリ)
 さらに密度を上げたい場合、バーベキュー網などに全面実装するという手法があります。上記のリンク先の数万を上げておられる方達は、そうやってはりますね。リング(1次元)よりも、面(2次元)なのでさらに装填密度を上げられます。この場合、十分に耐熱性をもった網を用いないと非常に危険です。安物の家庭のガスコンロ用魚焼き網では、火薬の燃焼熱に耐えられず焼け切れてしまい、制御を失ったロケットが四方八方へ発射されることになりました。 (これも一回やっちゃいました(^_^ゞポリポリ)

★ギャラリーに向かって倒れないように十分注意しましょう! 念のため(^^;)★