Buz TIPs
iomegaのHardware MotionJPEGキャプチャーカード Buz の小技集です
まだまだ作りかけ、文章も途中で終わってたりします。
2002 3/4 改訂
私は Buzを2枚持っています。けっこう気に入っている&メインのキャプチャーカードなので1セットは予備です(一応セカンドマシンに装着はしてますけど) いろいろ癖のあるカードなので、ノウハウやFAQを私なりにまとめてみました。なお、まずは
iomegaのBuzサポートページのFAQやMOTOTAKAさんの「Buzの素朴な疑問集(Tech!Labs)」、「Iomega
Buz FAQ及び技術情報 日本語翻訳版」を参照していただくようにお願いいたします。
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このFAQの内容は、自分で実践&確認したことに加えてBBS(お気軽!-Buzの会)で出た話題をまとめたりしておりますので、すべて自分で確認できていません。
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BBS情報を提供してくださった方の個人名(ハンドル)などは各項目に併記しておりません。
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間違いや新しい情報などで修正が必要と思われるヶ所がありましたら、是非BBS(お気軽!-Buzの会)で教えてくださいね。
って勝手にMOTOTAKAさんのBBSへ誘導するワタシ(^^;) イイヨネ?
Buzはお勧めできますか?
あなたはどちらのファクターが大きいですか?
プラスファクター
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HW(ハードゥエア) MJPEGカードの中では(ずば抜けて?)安い! キャプチャーが動かなくてもSCSIカードを買ったのだと割り切れるかも。
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PCI 1スロットで SCSIとHW MJPEGキャプチャーが使える
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BXマザー等ならSCSI、Capture部や他のカードと、IRQが重複しても動く場合がある
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VFW準拠のため、MediaEncoderやRealProducerで、ライブ配信の入力デバイスとして使える
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BT878などのチップを使用した安価なカードに比べると、キャプチャーした映像クオリティはけっこう良い(AIW
128(BT878搭載)と比べても全然良いです)
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AVIキャプチャーなのでMPEGキャプチャーに比べて編集がやりやすい
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相性問題がクリアになっていて、WIN2000に移行せず使い潰す覚悟がある
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裏技を使うと低圧縮(高画質)でもキャプチャーできる
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トラブルの多い子ほどかわいくて、かわいくて仕方がない。素直に動くカードはつまらない。
マイナスファクター
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相性問題で動作環境を選ぶ
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メーカーが開発を終了し、ドライバのアップデート予定がない。NT系には非対応
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Intel以外のチップセットではPCIの転送速度がネックとなり、オーバーレイが動かない事例が多い(私も
Via aporo proでオーバレイは今ひとつでした)
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ハードウェア再圧縮が汚い、遅い (ソフトウェアMJPEG Codecを併用する必要性に駆られる)
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ハードウェア再圧縮でフィールドシーケンスが反転する (パッチで直すこともできるらしい)
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ハードウェアのハンドリングが遅いため、Premiere等で編集を行うとイライラする
(やっぱりソフトウェアCodec必須かな)
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VFW(AVI-Type2)のため、1回のキャプチャで最大2GB(音声込み)しか取り込めない。(分割キャプチャや参照キャプチャーのソフトを併用する必要がある)
トラブルが多いと一口に書いてはいますが、私はHXマザー (GIGABYTE GA586HX)、BXマザー(abit
BP6,SOYO 6BA,ASUS P2L97,A-Trend ATC6200,I WILL DBL100)、AporoPrなマザー(FIC
Z6000)、SiS 5591なマザー(GIGABYTE GA586SG)でキャプチャーが動作しました。ビデオカードも初代ミレ、G200、PowerWindow
DX-4MC(Virge DX)、Permedia2、PVR-128GTV(Riva128)、Diamond Viper550(TNT)、Xpert@play98(RagePro)、AIW128(Rage128)、GA-S2KPCI
などで動いてますので、全くダメってことは少ないと思うのです、というより私はこの程度ぢゃトラブルの多いカードとは思ってないです(^^;)
最近の動作報告があった組み合わせは?
最新のMBやビデオカードと組み合わせて挑戦されている方も多数いらっしゃいます。そのあたりをBBSからピックアップしてみました。
2001/9/28 私(^^;)
BP6(440BX), Celelon 450Ax2, Sound ES1370改, VGA:AIW128(16M)
buz driver1.3にて、オーバーレイ可
2001/?/? 私(^^;)
KZ-6000V( AporoPro), Celelon 400, Sound YMF-754, VGA:TNT
buz driver1.3,TNTの古めのドライバーにて、オーバーレイ可
ただし、720*480ではオーバレイ表示しながらキャプチャーできない。表示サイズを小さくすれば可
2001/9/28 山口さん
K7S5A(SiS735),Duron1GHz(Morganコア),Sound:Wavefoece, VGA:G400DH
buz driver1.3にて、オーバーレイ・buzオーバーレイ共ダメですがキャプチャ自体は可能
(P5A(K6-III/400)、GA-7IXE4(Duron/650)も大丈夫だったそうです。
2002/3/14 Rodmanさん
AX3SP Pro-U WindowsME ドライバ 1.3
Capture LightとGleaming Shotのどちらでもオーバーレイはできないですが、問題なくキャプチャできました。
VideoStudio5ではちゃんとライブ画面を見ながらキャプチャできました。
動作可能なハードウェアの組み合わせは?
iomegaが動作確認しているハードウェアが一番間違いないですが既に何世代も前ですね。以外とたいていの機種で動くような気がしますが、動かない!というのも上記のページに書いてありますのでまずはチェックしましょう。
動いたビデオカード一覧
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初代ミレ
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ミレ G200
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PowerWindow DX-4MC(Virge DX)
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PowerWindow GX-4MC(Virge GX)
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FireGL 1000 PRO (Permedia2)
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PVR-128GTV (Riva128) W98のリファレンスで動作確認
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Viper550 (TNT) 最近のDetonatorではダメだったけど昔のcd-romに入ってたドライバーならOKでした
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Xpert@play98 (RagePro)
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AIW128 (Rage128)
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GA-S2KPCI (Savage 2000)
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Voodoo3
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Savage3D
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RADEON
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Geforce256
どうしてもダメだった一覧
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Savage4 (99%ダメだそうです) と書きながらも...私のSavage4(io-data GASV4)をBXマザーで動かしてみたらオーバレイもOKだった(^^;)
Buzのドライバー ver1.3はどこでダウンロードできるの?
iomegaのFTPサイトからダウンロード可能です ftp://ftp.iomega.com/UNTESTED/Buz13-NOWARRANTY.exe
このドライバーファイル群のh22capt.dll (133712 bytes)の2ヶ所(130: C8
→ 67 、16C: 67 → C8)にパッチを当てることで、このような拡張ダイアログを有効にすることが可能です。
RUI's MULTiMEDiA
PAGEからの情報です。
また、ver1.2の拡張ダイアログパッチは、S&Kプロジェクトのbuzの部屋で公開されています。
SCSIのドライバーはどこでダウンロードできるの?
以前は www.advansys.com だったのですが、現在は http://www.connectcom.net/
からリファレンスドライバーがダウンロードできます。Software Drivers の
Fast and Ultra SCSI のページにDOS/Win3.1 , Windows 9x/Me , Win NT 3.51/4.0
, Windows 2000 , Macintosh , Linux , NetWare , OS/2 Warp 3.0/4.0
, SCO OpenServer , Solaris 2.5.x , Solaris 2.6 , Unixware のドライバーがあります。
NECのPC9801では動かないの?
残念ながら使えません。そのままPCIに装着すると起動できなくなる可能性が大です。CSI-BIOS
ROMを引き抜くとPCIに装着してWin98が起動可能になります。デバイスドライバーを組み込むとSCSIは正常に使用できますが(BIOSが無いからSCSIからは起動できない)キャプチャーはうまく動作しません。ということで、ブート不可なSCSIカードとしてなら使用可能です。W2KのWDMドライバーが出来ればキャプチャーも動くかも。
NT4, Windows2000, XPで使えないの?
NT系のOSでは動かないですし、今のところ裏技も発見されていません。Windows2000でVMwareを動かして、そこからWindows98を立ち上げBuzでキャプチャーってのも無理です(^^;)
いくつかNTやW2Kで動かそうとドライバーの開発の取り組み ( BuzControl
、
AllBuz.Com
など)が行われているようですが、いまだNT系のOSでキャプチャーできたという話題は出ておりません。 (もし動いたという話がありましたら、是非BBSでお知らせください)W9x系のOSで使う以外にないようです。 そういえば、LinuxやBeのドライバーはどうなったんだろう??
10/25追記 sourceforgeで開発が行われていたProject:
ZR36067 NT Driver ですが、バイナリはこのURLからダウンロードできるらしいです。 でも私の所では全く動きませんでした。(;_;)
MV-300技 200KB/frame以上のキャプチャーレートを使う
H22.INIを書き換えて低圧縮率&ドロップフレーム抑制する技です。(私は試したことないです)
1.H22.INIの内容、(CoderCodeVolume=2,CoderTCS=350000)または(CoderCodeVolume=1
CoderCompRatio=1.000)に書換える
2.キャプチャソフトを起動してVideo FormatかVideo Sourceの設定ダイアログを開く
3.何も設定せずにキャンセル
4.再度キャプチャーソフトを起動してキャプチャする
TAHOさんが詳しくまとめて下さってます。こちら
必ずというわけではないですが、下記のような場合もあるようです
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キャプチャソフトを起動すると、プレビュー/オーバーレイ映像が表示されないが入力ソースを選択することで映像が表示され、キャプチャできるようになる?
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ドライバーのver1.3でないとうまくいかない? 1.2だと上記の2の段階でスタックエラーが出る?
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ver1.2から1.3にアップデートする前に、拡張した1.2ドライバをバックアップしておいて、1.3インストール後に上書きでコピーすることで、H22.iniの更新を反映した動作がver1.2のドライバーでも可能。スタックエラーも出ていないそうです。
2001/9/11追記
長時間キャプチャー
BuzはVFW(AVI-Type2)でキャプチャーするため、MJPEGで長時間キャプチャすると2Gの壁にぶつかります。長時間キャプチャーするには必ずデータの分割が必要になってきます。そこで参照AVIや分割AVIを利用します。
分割キャプチャー
AVIファイル自体が分割されている。連番のファイル名が付いたAVIファイルが複数出来る。Gleaming
Shot、AVICap、らくちんビデオキャプチャー、AVI_IOなどがあります。
できあがった連番aviファイルをまとめてTMPGEncなどで扱いたいときは、VFAPIプラグインを利用すると便利です。詳しいことは、他のサイトなどいろいろ調べてみることをお勧めします。私はめざせあにぺぐやめざせ!あにぺぐ
非公認 小ネタ集などでお世話になってます。
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AviUtlで連番AVI読み込み(追加読み込みで繋げちゃダメよ!)をしたプロジェクトをTMPGEncに読み込ませる
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連番AVIファイル名を列挙したAVCファイル(テキストファイルです)を作製し、そのままTMPGEncに読み込ませる(私はAVIUtlで何もエフェクトなどしないので主にこの方法です)
参照キャプチャー
AVIファイル自体は1つだけど、データ自体は別ファイルに分割されてキャプチャーされる。
Ravi Reference AVI Codec、これはキャプチャーソフトではなくてコーデックなので、2G制限を越えられないキャプチャーソフトなどでも長時間キャプチャーが可能になります。
番外編:JPEGキャプチャー
一定時間毎にJPEGファイルに保存するソフトもあります。ある意味、長時間キャプチャーには違いないよね。ListCam(フリーソフト)ftpの転送機能などもあるのでWEBにあるようなライブカメラも簡単に実現(Buzで動くかは確認してないんだけど(^^;)
MediaPlayerで再生するとエラーになります
Buzでキャプチャーした AVI ファイルを MediaPlayer 6 や 7 で再生終了後にエラーが出ることがあります。古いメディアプレーヤーや、ファイルのプロパティーのテストではこのエラーが出ないようです。ソフトMJPEGコーデックで再生するとエラーが出ないようですので、TV出力を多用するのでなければ、ソフトMJPEGコーデックの使用をお勧めします。
ソフトウェアMJPEGコーデック
Buzのハードウェア(HW) MJPEGコーデックはキャプチャーの時は非常に有用なのですが、再生(デコード)や再圧縮に利用すると、遅い&汚い上にエラーがよく出ます。(メディアプレーヤーなどがエラーを出したり、アクティブムービーでMJPEGファイルを再生後に終了する)
そこで、キャプチャーの際のMJPEGへの圧縮以外はソフトウェアのコーデックを使うという方法があります。以下のようなソフトコーデックを入れても、キャプチャーの時はBuzのハードウェア圧縮エンジンが使われますので、その点は心配ご無用です。
ただし、デメリットとしてソフトウェアコーデックで再生すると、MJPEGなAVIファイルを再生してもBuzのTV端子(S端子やコンポジット端子)からは信号が出なくなります(BuzのHWを経由しないで再生するので)。ですので、AVIファイルを編集し、TV出力を利用してビデオテープに記録するなどの目的に使用する際にはソフトウェアMJPEGコーデックを使わないように設定変更し
Buzのコーデックを使う必要があります。
DirectX8 や Media Player 7 をインストールすると、MJPEG の Direct Show
Filter が同時にインストールされるようです (WinMeでは最初からインストールされています)。
Direct Show で AVIファイル を読み込むソフトからだと、DirectX8をインストールすることで
Buz の MJPEG ファイルを読み込めるようになります。 Direct Show Filter なので、VFWなソフトからは利用できません。またフィールド反転などの設定も出来ないようです。Media
Player 5 以降やTMPGEnc、WinMeのMovie MakerのようなDirect Show Filterに対応したソフトからだと読み込みには使えると思われます。
以前はレジストすれば、フリーでエンコード/デコードとも使えたのですが、現在は有料($18)になってます。速度も速く画質も良いですので私はこれがお気に入りです。
720x480/640x480では、Canopus-MJPEG→Buzか、Buz-MJPEG→Canopusどちらかで、画面が半分に潰れちゃうっていう現象が出ます。どっちだっけな?352x320だと問題なし。
試用期限が設けられており、期間内ならエンコード/デコードとも制限無く使えます。試用期間後は使えなくなるのですが、新たな使用期間の新版がタイムリーにリリースされるようですので、時々更新しすればOKかな? レジストは$25(USD)です。Ver2.06以前のバージョンはデコード時の設定でフィールド入れ替わるというバグがあるそうです。Buzを使っている場合のインストールの仕方もwebに載っていてコーデックをon/offするユーティリティーも付いていますので、TV出力も使いたい方は便利かもしれません。
でも版がダウンロードできます。$20(USD)だそうです。私は使ったことないのでコメントは特にありません。どなたかレポお願い(^^;)
QuickTime4や5のフリー版はMJpeg再生はできるが、他の形式への変換や編集などには使えないそうです。Pro版にレジストすると使えるという話も聞きますけどほんとはどうなんでしょう? まぁどうせレジストするなら、PICかMorganがいいと思いますが、とりあえずMJPEGなファイルを再生したいだけなんて場合にはこれも選択肢のひとつですね。
コマ落ちするのですが
他のキャプチャーカードと同様な対策を試してみてください。
ディスクキャッシュやスワップファイルのサイズを固定にした方が良いようです。
重要なのはベンチマークで測れるような最高速ではなくて6MB/s程度の速度をいかに確保するかです。
CPUやHDDがどんなに速くても、明るさが急激に変化するシーンなどでコマ落ちすることがあります。Buzが使用しているzoranのチップの特性だそうです。下記のMV-300技で改善される可能性があります。
どのくらいの性能のHDDが必要ですか?
MJPEG 200kb/frame +CDの音質でキャプチャーした際の HDDへの書き込み速度はおよそ
6 MByte/sec になりますので、最近の HDD でしたらおそらくどれでも大丈夫と思います。ただし、何もファイルの入っていない状態でベンチマークをとって大丈夫と思ってはいけません。ほとんど満杯の状態で、再内周の一番遅い領域に書き込むような状況でも最低必要な速度が出ていなければコマ落ちするからです。キャプチャーで重要なのは、安定して最低限必要な速度が確保できることです。 その条件さえクリアできていれば、ATA33でも十分実用になります。実際、私は
BXマザーのIDEポート(ATA33)に MAXTORの 60G と 80G の HDD を接続して Buz
でキャプチャーしています。
ただし....MV-300技などを利用する場合を除きます(^^;) また非圧縮YUV4:2:2、30FPSだと計算上約20MB/sになりますが、これもボトルネックがHDD転送以外の部分に有るので実用にはならないようですので、考える必要は無いと思います。
Buzで利用可能なキャプチャーフォーマットは?
Buz v1.3ドライバーでキャプチャーの設定ダイアログから選択可能なフォーマットとサイズはこのようになっています。
Mortion JPEG 176x120 352x240 720x480
RGB15bit,RGB24bit,UYVY,YUY2: 180x120 360x240 720x480
ただし、MJPEG以外は次の項目のような理由で実質上フルモーションのキャプチャーに使用するのは無理なようです。
HW/MJPEGを使わないでキャプチャー
ZORANのMJPEGなキャプチャーカードは非MJPEGでのキャプチャーには向いていないようです。キャプチャーフォーマットをYUVやRGBにして、非圧縮キャプチャーしたり、高速なCPUにソフトウェア圧縮のコーデックと組み合わせたりしても、コマ落ちなくキャプチャーすることは困難ですので(可能だった例ってあったっけ?)、BuzのMJPEGでキャプチャーしましょう。
PHILIPS SAA7111AやBT8x8は、通常、入力されたビデオ信号をYUV422へ変換します。YUV422に変換されたデータを、ZR36060(MJPEG
CODEC)に渡してMJPEGにします。ハードウェアMJPEGを使わない場合は、ZR36060を経由せずに、ZR36067へ渡されます。ZORAN
ZR36067のデータ転送能力は、最大11MB/secなので、非圧縮のデータが渡されると、この速度がボトルネックになってコマ落ちするのではないかと思われます(合ってるのかな...これで?) また、YUV422でないRGBなどのCodecで取り込んだ場合、CPUでYUVから他のフォーマットへ色空間変換を行っているのでコマ落ちするという話もあります。
ですので、劇速なCPUを搭載しソフトウェアMJPEGやWMTなどで圧縮しながら720X480でキャプチャーしようというのは事実上無理なようです。(fpsや画素サイズを落とすなどすれば可能かもしれません)
茂木さんのまるも製作所のMV-300のページ゙も参考になります。
MPEG1やMPEG2のリアルタイム圧縮ソフトと組み合わせられませんか?
HW/MJPEGを使わないでキャプチャーの項目で説明したのと同じ理由で無理だと思われます。
うまく動かないんです
Buzはけっこう癖があります。ちょっと古めのインテルなチップセットのマザーの方が相性良いかも。私は全く動かなかったという組み合わせはないのですが、オーバレイ出来なかったりしたことは有ります。私の場合はviaなマザーは鬼門かな(^^;)
うまく動かない時のチェック点として
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ビデオカードのドライバーを変える。私のTNT2なカードは、最近のDetonatorではオーバレイ出来なかったのですが、カードのCD-ROMに入っていたドライバーではうまく動きました。
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他のPCIカードとできるだけIRQシェアしないようにする。とりあえずビデオカードとBuz以外を取り外して動作するか確認してみればいいかと思います。ただ
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Buzのドライバー 1.3より1.2の方が調子良い場合もあるみたいです。1.2に拡張ダイアログパッチを当てて愛用している方も多いのではないでしょうか。理想的にはOSを再インストールして両方のドライバーを試してみる
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キャプチャーを開始するとオーバレイ表示が固まります
VIAなどのチップセットのマザボで出る傾向にあります。VIAのAporoProなマザーでは720*480でオーバレイ表示がうまくいきませんでした。キャプチャを始める前は表示できているのですが、キャプチャーを開始するとオーバレイ画面が固まってしまいます。内容を見ながらキャプチャーできないのは不便ですね。 GSHOTなどのように、オーバレイ表示のサイズを可変出来るソフトで有れば、オーバレイ表示サイズを小さくすることで、720*480でキャプチャーしながらオーバレイの表示もフリーズしなく出来るようになる場合があります。
720x480なサイズがうまくオーバレイ表示できません
G400のドライバーによっては720x480がオーバーレイ出来なくなるそうです。これは704x480までは同じサイズのオーバーレイ画面が作成されるのにそれを超えると、横幅が変なサイズになり、720x480の場合だと768x480となる。コーデックによっては
AVI の画面サイズとオーバーレイの画面サイズが違うので表示出来ない。またオーバーレイの画面サイズが768x480でも、実際にオーバーレイ表示されるのはクリップされた720x480となる。 他にもこういった事例がないか情報お待ちしてます。
IRQをシェアしても大丈夫?
私のBXマザーと周辺機器の組み合わせではシェアしまくりですが、調子よく動いてます。マザーとPCIカードとそのドライバーの作りによるんでしょうねぇ。こればかりは実際に試してみないとわからないかなぁ。VIAだとBuzがIRQをシェアすると動かないという未確認情報も?
ちなみにBP6(Win98SE)のデバマネではIRQはこうなってます。BUS-Master以外のPCIスロットでもSCSIは動作するそうです。
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9 AdvanSys SCSI
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9 SB-PCI64 (ES1370 Digital In/Out改)
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9 BXの 82371 USB マザーは ABIT BP6です
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10 TI OHCI IEEE1394
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10 ATI AIW128
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11 HPT366 (HDDは未接続)
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11 HPT366 (HDDは未接続)
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11 Iomega Buz
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11 Intel PRO/100B(NIC)
垂直同期割り込みが使用されていますとエラーが出てキャプチャーできない
私も根本的な解決策はわからないのですが、キャプチャー前にBuzの設定ダイアログでMJPEGのキャプチャ・ビットレートを少しいじってOKとすると直ったりします。サウンドカードを変えたりサウンドカードのPCIスロットの位置を変えたりすると出なくなることも有るそうです。私も一時期出てましたけど今は全く出ません(^^;) なぜだ??
コマ落ちしにくいキャプチャーソフトは?
やっぱり付属のMGIVideoWaveSE+か?(笑
いろいろ試行してまとめたいところだけど、特に問題なく使えちゃってるのでなかなか暇がありません。ゴメンね。
Buz-BOXの接触不良
Buz-BOXのS端子など接触不良を起こすことがよくあるそうです。ふたを開けて半田付けしなおす、コネクタを交換するなどの対策をとっている方や、BuzのD-SUB端子からビデオデッキを直接接続するケーブルを自作された方などがおられます。Sケーブル側のコネクタピンをほんの少しラジオペンチで曲げて、きつく入るようにするのも効果的だそうです。幸い、私はそのようなトラブルはありませんでした。Buz-BOXの開け方ですが、Buz-BOXの裏のシールをはがすとねじ穴が2つ出てきますのでそれをはずすと開けられます。
Buzに標準添付のMGIVideoWaveSE+で高レートキャプチャーできない
iomega-JAZZでキャプチャーできるように、その転送速度程度にキャプチャーレートの上限を制限してあるようです。
ハードウェア再圧縮でフィールドシーケンスが反転
フィールドシーケンス反転問題と、再生やMPEGへのエンコードの時の注意点など
この辺、取り扱いを間違えると、インタレースな480Line aviファイルからインタレース解除して320ラインなaviやmpegファイルを作るとシマシマや斜め線ギザギザになって、せっかくの高解像度キャプチャーが台無しになってしまいます。
記事作成中 詳しい人、誰か書いてぇ(^^;)
BuzのSCSI BIOSは大容量SCSI HDDを扱える?
どうやら、BuzのSCSI BIOSは大容量SCSI HDDをうまく扱えないようです。数十ギガバイトクラスのSCSI
HDDをBuzに接続してBuzのSCSI BIOSで認識させ、Windowsのfdiskで領域確保すると起動できなくなるなどのトラブル例もあります。また私の環境で
ADAPTEC の 2940AU で領域確保&起動可能にした 20G の SCSI HDD はうまくSCSI
BIOS でパーテションを認識してくれないのですが、2G の SCSI HDD だと問題ないのです。ひょっとしたら、あるサイズを超えるとBIOSが認識するHDDのパラメータがADAPTECと非互換なのかもしれません。
大容量SCSI HDDを接続して、うまく動かないときは、SCSI
BIOSの設定でHDDのSCSI IDを認識させない (Targetcontroll
を off にする)ようにすれば、WindowsがSCSI BIOSを介さずにASPI経由でアクセスしてくれますので、データドライブとしては正常に使用可能になります。
具体的にはPCの起動時のSCSIデバイススキャンの画面で CTRL + A を押してSCSIの設定画面を出します。そこで
SCSI Configrationのメニューを選択し、該当SCSI HDD ID の Bios Target Control
を NOにして保存終了すればOKです。
iomegaがSCSI BIOSを更新してくれれば良いのですが、BIOS ROM自体がFLASH
ROMでないという情報が有りますので、ユーザーで書き換えられる可能性はあまりなさそうです。
さて真相はいかに?正常にブート可能な最大サイズは何ギガでしょう? 情報お待ちしてます。
BuzのSCSI につないだCD-ROMから起動できない
私のマザー(BP6 BIOS:RV)では、NT4のCD-ROMなどから起動できないです。アダプテックの2940AUだと起動出来たりします。また、「マザーボードを
ABIT のものから ASUS のものに変えたところ, Buz の SCSI で bootable CD
から起動できました」や「SCSI SCAN後に固まるのでCD-BOOT以外はSCSIからの起動機能はOFFしたまま」との情報もいただいておりますので、CD-ROMから起動可能かはマザーボードの
BIOS 次第、いわゆる相性(^^;)ということかもしれません。
BuzのSCSI につないだCD-ROM をフロッピーの起動ディスクで認識させる
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Advansysのホームページからdosのドライバー(DOSFILES.EXE)をダウンロードします。
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起動可能なフロッピーに DOSFILES.EXE をコピーして実行します。
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ADVANCD.SYS ADVASPI.SYS ADVANCD.TXT が解凍されます。
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(ADVANCD.TXT と DOSFILES.EXE は削除してもかまいません)
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起動FDにMSCDEX.EXEをコピーします(WIN98の起動ディスクなら最初から入ってるかな?)
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起動FD中のCONFIG.SYSに
DEVICE=ADVASPI.SYS
DEVICE=ADVANCD.SYS
の2行を追加。(だいたい最後にこの2行を追加すれば動くかな?)
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AUTOEXEC.BATに
MSCDEX.EXE /D:ADVCD0
を追加
これで起動フロッピーからBuzに接続したSCSI CD-ROMが利用できるはずです。
Win98からMeにアップグレードしても大丈夫?
また全く問題なく動作している方もおられるようです。しかし、中にはWin98からMeにアップグレードするとインストールの途中で何度かフリーズし、何度リブートしてもインストールを終了できない事例があるそうです。Meをクリーンインストールし正常に動作することを確認した上で、Buzのドライバをインストールしたところ、再起動時にフリーズ。セーフモードも起動しません。といったこともありますので、こればっかりはやってみないとわからないというのが正直なところです。
どうしてもMEじゃないと使えないような機能やソフトを必要としていなければ、無理にアップグレードしない方が無難なようです。
ちなみに、iomegaのFAQには、対応OSはWin95/98のみとなっており、Meと2000への対応予定は無しになっています。
Buzの MJPEG Qualityで設定したキャプチャーレートと異なる値でキャプチャーされるのですが
Buzの MJpegQualityでは 8 〜 200 kb/frame (このkbはkbyteです)の範囲で設定できるのですが、実際にできるファイルはこの数字通り行きません。各値でキャプチャーした後で、ファイルのサイズから実際のキャプチャーレートを計算すると下記のグラフのようになります。720x480では60kb/frameより小さく設定しても、それ以上AVIファイルのサイズは小さくなりませんでしたし、352x240では約100kb/frameより実際の
AVI ファイルは大きくなりませんでした。ただ、352x240で200kb/frameで設定するとコマ落ちが減るという情報もあるそうですので(私は未確認ですが)全く設定自体が無意味ではないようです。
なお、参考までに各ビットレートで1時間キャプチャーする際に必要になるおよそのファイルサイズ(音声:44kHz
16bit Stereo)はこんな感じです。
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30kb/f : 3.6 GByte
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50kb/f : 6.6 GByte
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100kb/f : 10.7 GB
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150kb/f : 15.7 GB
-
200kb/f : 20.7 GB
H22.INIの内容の意味は?
[0x0000/0x0000/720/480/16]
OffsetFormat=0
StartOffset=0
OverlayPossible=1
BytesPerRow=1440
BytesPerPixel=2
PixelFormat=2
DirectDrawPossible=1
インストール時のテストが異常終了したりオーバレイ不可と設定されても、H22.INIのDirectDrawPossible
と OverlayPossible を "1"に設定することで、オーバレイできてしまうことが有ります。試してみる価値はあるかも。
[H22DRV]
NoOvlyReported=0
0 : オーバーレイテスト合格
1 : オーバーレイテスト不合格
キャプチャーした画面の上下にノイズが入るのですが
Buzの素朴な疑問集の「Q:キャプチャした時に左右に出来る黒い線は何?」をまず参照してみてください。
これは、フロントポーチやバックポーチと呼ばれるもので、TV放送をキャプチャしていて画面上方に出るノイズ状のものは、TV放送中の文字放送のデータ等で、異常ではありません。(ダイヤログ拡張パッチを当てると、画面の上下を微調整可能だったと思います) 水平回帰と垂直回帰は機材によって若干のズレがあるようなので、ノイズの程度が異なってもそれほど気にすることもないと思われます。
通常の家庭用TVのブラウン管はTV放送の画面全てを表示できるわけではなく、通常は画面領域の80%〜90%程度しか表示できません。よって通常は映像を作る時に「セーフフレーム」と言って、「ここより狭い部分しかほとんどのTVでは表示できないよ」という領域を設け、そこの中で問題の無い絵作りをします。逆に言うとセーフフレームより大きく外れる部分(画面の非常に端)は、普通の家庭用TVではまず間違いなく表示できない為、絵をぶらしたりとかちょっとトリミングしたりとか…という場合に、結構積極的に使われます。
MACで使うにはどうなのよ?(笑
私MACはFUSIONと68040のノートを1台持ってるだけなので、な〜んにもわからないのです。とりあえず、http://www.iomega.com/iomegaaccess/t3_product_Buz.html
でも参照してみてください。
コピーガード
Buzはいわゆる洋画などのVHSテープに採用されているマクロビジョンなどには反応しないようです。
Buz LINK

「お気軽-Buzの会」 、「英語Buz FAQの日本語翻訳版」、「Buzの素朴な疑問集」があります。Buzユーザーは必見です

拡張ダイアログパッチやM3JPEGマルチスレッド化の情報など盛りだくさんです。
ConnectCom advansysのSCSI
Driver
協力くださった方々
BBS (お気軽!-Buzの会)で発言されているすべてのみなさまです*(.
.)*
また、このTIPsにコメントをいただいた、浜徹さん、MOTOTAKAさん、SKさん、YOさん、TAHOさん、えりっくさん、キタローさん、West
Groundさん ありがとうございました。*(. .)*